熱中症を予防するために「暑熱順化」を意識する

からだとこころ

セラピストの職種上エアコンの効いた部屋で仕事をする身だが、毎年夏になると何度が仕事中に「あれ?、これは熱中症?」と感じる瞬間が何度かある。

人の体は夏の暑さに適用するために、5月6月の時期に「暑熱順化」をする。

暑熱馴化とは、徐々に体を暑さに順応させることである。「暑熱順化」「暑熱順応」とも言う。

ウィキペディアより

意識して「暑熱順化」を促進する必要がありそうだ。

なぜ、「暑熱順化」で暑さに強くなるのか?

「暑熱順化」ポイントは、暑さに慣れること

環境省によると「暑熱順化」した身体は、

1 発汗量が増える(発汗すると、体内深部の体温の上昇を防げる)

2 汗に含まれる塩分濃度が低下する。(塩分濃度が低いサラサラな汗をかける)

3 皮膚血管が拡張して、循環血液量も増加する。(広がった血管と増えた血液量が、冷却装置になる)

つまりは、汗をよくかく体にすることが大切となる。

「暑熱順化」できている身体は、①発汗量が多い。②汗の塩分濃度が低い③皮膚血管が拡張し、循環血液量も増加する。

ひと昔前なら4月から6月くらいをややアクティブくらいに過ごせていれば、自然と「暑熱順化」はできていたらしい。

しかし、ここ数年は4月~6月も暑い日があったり、早い段階でエアコンを使用するようになったのと、「コロナ渦」のために外出の機会が減ってしまい、個人の生活環境などによっては意識して動かなければ「暑熱順化」は難しそうだ。

そのため、具体的に「暑熱順化」を促進する方法を調べた。

「暑熱順化」を促進する方法(3つ)

暑さに慣れることが重要な目的のため、

本格的に暑くなる前の4月~6月ぐらいに徐々に暑さに慣れる生活をする。

1 「ややきつい」くらいの強度の運動をする。

ウォーキングであれば30分くらい、いつもより少しサッサと歩くように意識する。

頻度は週に、5回くらい。

屋内ならば、筋トレやストレッチも良い。

室内温度が熱くなりすぎないように注意して、水分と塩分が不足しないように意識しながら行う。

筋トレは強度にもよるが、自重やペットボトルくらいの軽い負荷であれば、一回30分を週5くらいの頻度がおすすめ。

ストレッチも一回30分くらい、週5くらいの頻度がおすすめ。

2 毎日の入浴をシャワーのみにせず、必ず湯船に浸かるようにする。

体力的な面で運動が難しいようであれば、湯船に浸かるのは大変重要だ。

湯船に浸かることで得られる健康効果は「暑熱順化」にとどまらない。

入浴前後には必ず水分と塩分を十分に取ろう。

お湯の温度が高ければ浸かる時間は短めで、お湯の温度が低めなら浸かる時間は少し長めを意識して、汗をかいてきたら上がるようにしよう。

3 水分と塩分を十分に摂取する。

言うまでもないかもだが、サラサラの汗を沢山かくために水分&塩分は最重要だ。

水分と塩分はすごく大事!

「暑熱順化」は個人差にもよるが、だいたい2週間くらいで出来るらしい。

「暑熱順化」には個人差もあるので、あくまでも目安で取り入れる。

「暑熱順化」注意するところ

しかし、注意すべきことがある。

一度「暑熱順化」が出来ても暑さから遠ざかると「暑熱順化」の効果はなくなってしまうのだ。

なので自分が「暑熱順化」できているか、常に意識するのが重要なカギとなる。

「暑熱順化」が出来ていないときは、特に熱中症になりやすくなるので注意が必要。

気を付けるタイミングは、次の4つ

① 5月の暑い日

まだ体が暑さに慣れていない為、気温が高くなる際は屋内外での自分の体調に注意が必要。

水分塩分補給と適度な休憩をとるようにする。

② 梅雨の晴れ間

雨が降り気温が下がると暑さに慣れ「暑熱順化」していた体が元に戻ってしまう。

梅雨の晴れ間で気温が上がる日は、温度湿度ともに上がる可能性が上がる。

つまり熱中症になりやすい環境になる。

③ 梅雨明け

梅雨明け後は晴れて気温が高くなる日が多くなる。

梅雨の間に「暑熱順化」できなくなっていることで、熱中症になりやすい環境になる。

④ お盆休み明け

休みの間に「暑熱順化」が戻ってしまう場合がある。

また、帰省や移動などで疲労している場合にも熱中症になりやすくなる。

このタイミングに気を付けて、意識しながら2週間前を目安に「暑熱順化」できるとさらに良いと思う。

参考にした資料

・社会医療法人 河北医療財団 多摩事業部 あい訪問看護ステーション様「暑熱順化をご存じですか?」

・一般財団法人日本気象協会様/運営事務局:株式会社ヒロモリ様「熱中症について学ぼう:暑熱順化」

・ウェザーニュース「熱中症に負けない体づくり、『暑熱順化』がもたらす4つの効果」

以上、本日おわり!

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