冬から春へ、春から夏に向けて気温が「ぐん⤴!」と上がるタイミングがある。
するとフットケアのコースも「ぐん⤴!」と伸びる。

リラクゼーション店での「あるある」だとおもうが、本当に気温が上がりだすとフットケアやアロマボディトリートメントなど、オイルを使うコースを選ぶお客様が増える。
「そういうものだ」と、認識しているのを少し深堀して考えてみる。
フットケアの施術効果
フットケアについて、少し説明する。
フットケアとは足裏の「反射区」を押して刺激し、足から膝まで下から上へ、心臓に血液を戻すように流していく施術だ。
テレビなどで芸人さんが罰ゲーム気味に受けているが、そんなことはない。

フットケアは、とても気持ちが良く施術効果がすぐに表れて満足度が大変に高いコースの一つだ✨
お店によっても、「○○式足つぼマッサージ」と呼んでいたり、「△△式リフレクソロジー」と呼んでいたりやり方も様々だが、基本的に足裏を押して足から膝まで下から上へ、心臓に血液を戻すように流していくのは一緒だ。
足裏には「反射区」と呼ばれる体の部位や各臓器に繋がる末梢神経が集中場所がある。
「反射区」を押すことで、疲れている部位に刺激が渡る。
親指周りには「三叉神経」「脳」「脳下垂体」「鼻」などの重要な働きをする反射区があり、土踏まずには胃腸などの消化器系の反射区が多い。
疲れている部位や臓器の反射区は硬く冷えている場合が多い。
刺激をすると、硬さが消え柔らかくなりお客様自身も徐々に体が温まっていくのを実感する。

お店によってクリームを利用したり植物性のオイルに精油を混ぜて使ったり様々だ。
低単価のお店の場合は、コスト面からクリームを利用する場合が多い。
施術前に足湯を用意している店もある。
大体5分くらいのお店が多いと思う。
足湯も同様にお店によって有料だったり無料だったり、コース内の時間に含まれていたり様々だ。
足湯はできるだけ入ってもらうことをお薦めする。
なぜならば温かいお湯に少し足を浸すだけで、足が清潔になり、血流が促進しほぐれやすくなり、何よりお客様が気持ちよくリラックスしやすい状態になるからだ。
特に夏の身体は冷房やサンダル履き、冷たい食べ物&飲み物の影響で冷えやすい。
足湯に使って「あ、私こんなに冷えていたんだ!」
と驚くお客様は多い。
そう、暑いとどうしても身体を冷やしざるを得ない。
これが、夏にフットケアが増える一因の一つ。
気温が上がると起こること
一年のうちに日中の最高気温はどれだけ差が開いているのか調べてみたら、
千葉県の2020年の2月に日中の最高気温は4.3度、同年8月に日中の最高気温35.7度、
goo天気調べ
千葉県だけでもふり幅31.4度もあった。
約半年のうちに、その気温差に身体を対応させるのだから凄い大変である。
そして、夏は冷房が効いたオフィス内や自宅室内と、暑い外気との温度差の大きさが大きくなり、
自律神経のバランスが崩れやすくなる。

気温が上がると起床時間が早くなり、活動も活発になる。
自然と起きている時間のほうが長くなり、睡眠時間が短くなる。
そこに夜に気温が下がらない状態の『熱帯夜』が重なると、もうなかなか体が休まりにくい。
寝不足が加速しやすい夏は、ほかの季節より積極的に体を休ませる必要がある。

長時間のサンダル履きは足にはキツイ
熱くなり靴からサンダル履きに替わるのは足が疲れる大きな原因になる。

手足などの末端の冷え性持ちの方でも、夏だけはサンダルを履く方も多い。
サンダルを履くのに素足になるし、冷房が効いてる室内では冷えやすくなる。
靴や靴下で覆われていない足はむくみやすくもなる。

自宅で簡単に疲れをとる方法としては、少しでも湯船につかることをお薦めする。
身体が温まることで、全身の血流が促進し老廃物は疲労物質が外に出やすくなる。
プラスで足を下から上方向に、1~2分でもいい、少しでももんでやるとなお良い。
難しいようであれば、前記の足湯が大変有効だ。
夏の疲れとは、まとめ
①気温差の大きさからくる、自律神経の乱れからくる。
②薄着と食欲の減退から冷たい食べ物や冷たい飲み物を多く摂取し身体と胃腸が冷えてしまう。
③暑さを避けて、運動不足になりやすい。
④入浴を避けシャワーだけにすることで疲労回復しにくくなってしまう。
対処として、
対処1:エアコンの温度設定を26~28度の高めに設定する。
対処2:外出時に薄手のカーディガンなどを持ち歩き、急に冷えた場所に入った際に活用する。
対処3:できるだけ温かい食べ物、飲み物を一度でも取るようにする。
対処4:湯船に少しでもつかる。
年々夏の暑さが過酷になる傾向にある、夏に負けないからだが欲しい。
おわり!
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